6月3日付朝日新聞に,3全国紙(朝日新聞のほかに,日経,読売)が紙面でそれぞれ提言した将来の年金制度のあり方に関する改革案に基づいて,5月に政府が財政見通しを公表したことについてです.「画期的」(田原総一朗)との評価がある一方で,報道の中立性との観点からの懸念を示す意見もあることが紹介されています.
政治・行政と報道のあり方を考えるいい材料ですので,一読をお勧めします.
紙面中には,政府幹部の話として,各社が比較的実現性の高い改革案を示したので全体の議論のレベルが上がったという評価とともに,厚労省幹部の「様々な政策の選択肢は,本来官僚が作り,審議会で議論し,マスコミがそれを報道・批判するのが筋だ」と「苦々しげ」に語ったことも紹介しています.
2008年6月4日水曜日
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